こんにちは、スタッフYです。
だんだんとお正月の空気は日常へと変化していく雰囲気を感じています。
学生の方は受験を控え、どきどきした毎日を送っていらっしゃるかもしれません。
そして、成人式を迎えるみなさんもまた、どきどきわくわくしていらっしゃいますでしょうか^^
来週1月13日(月)は「成人の日」です。
成人を18歳と改正されたのは記憶に新しいですが、18歳のお祝いをするのか、20歳のお祝いをするのかは、市町村次第なんだそうです。
ただ20歳のお祝いとして「はたちの集い」を行う市町村が多いんだとか。
今日は成人の日の歴史や所以を調べてみましたので、ご紹介しますね。
成人の日とは?
成人の日とは「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます日」のことで、1948年に制定されました。
以前は1月15日とされていましたが、現在は1月の第2月曜日となりました。
市町村ごとに式典があり、そこにはスーツや袴、着物姿の若者たちが集います。
地域によっては8月に式典が行われるところもあるようです。
成人の儀式のはじまり
成人を祝う儀式はすでに平安時代に行われていたようです。
男子は13歳~15歳に、初めて大人の服を着て冠をかぶる「元服(げんぷく)」を行います。
女子は13歳~16歳のときに長い髪を結いあげてくしで飾る「髪上(くしあげ)」と、"裳"という十二単の正装のさいに身に付けるエプロンのようなものを付ける「着裳」が行われ、眉を墨で書き、お歯黒を付けました。
これらは公家社会の話で、武家社会では男子は烏帽子をかぶり、幼名から大人の名前となりました。
また庶民は、江戸時代になると男子は18歳~19歳のとき前髪を剃り落とす「前髪落としの祝」や、ふんどしをしめる「「褌(ふんどし)祝い」を行いました。
女子は腰巻を付ける「湯文字祝い」を行われました。
お歯黒や眉墨は、結婚した後に付けるようになりました。
「成人式」のはじまり
現在のように各自治体ごとに集まってお祝いするようになったのは、戦後のことでした。
昭和21年(1946年)11月22日、埼玉県蕨市の「第1回青年祭」が地域で行われる成人式のはじまりといわれています。
その後全国に広まり、1月15日を「成人の日」と制定されるにいたりました。
このように20歳の若者をお祝いするのは日本だけのイベントなんだそうですよ。
成人式では女子は振袖を着るのが定番ですが、そこにも意味があるのをご存じですか?
いにしえより「振る」という行為は、神様を呼び起こし、厄を払うといわれてきました。
長い袖を振ることで、厄を払うことに繋がるという願いが込められ、病気や災いのない人生を送ってほしいという意味が込められています。
女性は19歳に最初の厄年を迎えることから、成人の年には厄が去って幸せになれるようにという願いを込めて、振袖が着られるようになったともいわれています。
衣装にも若者への願いが込められているなんて、ステキですね^^
成人おめでとうございます!
若者にとっては普段着ない服でおしゃれをして、久々に同郷のお友達と会える日でもありますが、それと同時に人生の節目でもある成人の日。
この日を境に私は大人!とはなかなかいかないとは思いますが、改めて成人したということを自覚する、区切りの日になるのではないでしょうか。
そんなおめでたい日に、家族やご親戚でお祝いされることもあるかと思います。
一心堂でも成人式用にデコレーションケーキのご予約をいただいたりします。
人生の節目を一心堂のケーキとともにお祝いしてみてはいかがでしょうか?^^
<参考資料>
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