11月3日は「文化の日」

こんにちは。スタッフYです。

11月になりましたね^^

11月は「霜月(しもつき)」ともいうそうです。

霜が降りるぐらい寒くなる季節、残りの2ヶ月をまた新たな気持ちで迎えたいですね^^

 

今週末は3連休になりますが、何の日のお休みかご存知ですか?

...そう、「文化の日」です!

でもどうして文化の日になったのかな?

秋は文化の秋ともいうからかな?

などなど気になって調べてみました。

 

「文化の日」は「自由と平和を愛し、文化をすすめる」日なんだそうで、もともとは明治天皇の誕生日(明治節)だったんだそうです。

今では皇居で文化勲章の授与があったり、博物館や美術館の中には入館料が無料になったりするそうです。

また、この日は晴れの日の確率が高いそうで、「晴れの特異点」と呼ばれ、結婚式などおめでたい日に選ぶこともあるみたいです。

 

文化的な活動とゆかりのある「文化の日」。

お菓子にも文化あり!ということで、本日は一心堂でお作りしている、茶菓子をご紹介します。

 

こちらは「上用万十」という菓子で、入学祝い、婚礼の引き出物など贈答用に用いられるお万十です。

お祝い事に用いられる「紅白万十」も上用万十のうちのひとつになります。

一心堂ではお茶席にもお納めしたりもします。

 

上用万十は本来、薯蕷(じょうよ)万十と呼ばれていました。

薯蕷とは大和芋、山芋のことで、すりおろした大和芋・山芋と米粉の皮で、あんを包み上げた蒸し饅頭のことを薯蕷万十と呼びます。

砂糖や小豆を使った万十は一般庶民には高価で手に入れるのは難しく、高貴な人しか食べられませんでした。

そこから、上に用いる万十、上用万十と名づけられたのが由来だと言われています。

 

自然薯を使ったもちもちの生地は、口に含むと柔らかく、中の餡とやさしくいただけます。

決して派手ではありませんが、お抹茶の味を引き立てつついただける茶菓子になります。

茶菓子はよく竹の箸を使って切ったりしますが、こちらはお万十ということで手にとっていただけます。

写真の万十は秋にお納めしたもので、そのため表の刻印は稲穂をイメージした刻印になっています。

季節感を大切にした、風土の息づかいが感じられますね。

 

「上用万十」はご予約商品になります。

ご入用の際はお店までお問い合わせくださいね。

 

<参考ページ>

「ちそう」:上用饅頭とは?紅白饅頭と違いは?名前の意味・由来〜作り方まで紹介!

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一心堂老舗

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定休日:水曜日

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