こんにちは。
普段はPC関連の作業をしておりまして、
菓子作りは簡単なお手伝い程度...な私スタッフY。
今回「人手がいるからちょっと手伝って!」
ということで、千石松の包装をお手伝いしましたので
レポートしたいと思います。
初代から続く一心堂の銘菓「千石松」。
お茶会でのお茶菓子としてもご贔屓いただいております。
表面には品名にもなっております"松"の刻印が。
今回は出来上がった千石松を1つずつ人の手で包んでいきます。
なるほどこれは確かに人手がいる作業ですね...!
千石松は糖蜜のやさしい風味のクリームをサンドした2枚1セット。
1包装は2枚1セット×2ケです。
もうすでに1セットにくっついていました。
それを2つ重ねて包んでいきます。
「ちょっとやってみせるからね!」と、
長年作られている大奥さまからレクチャーいただきます。
包装紙を左右・上下から持ち上げます。
大奥さまはホイホイと、なんて速い手元の動き!!
とても簡単そうに見えます。
そこで私もやってみると、なかなか綺麗に包めない!
「コツは角を手で折りたたむことよ〜〜」
と手を器用に使って折りたたむ奥さま。
奥さまが包んだ千石松は4つの角が均等に整って、見た目も美しい。
包装紙の「千石松」の文字が正面にくるよう位置を調整します。
最後に後ろに集まった四辺を丸いシールでとめて出来上がり。
私も真似して包装し、それらしくなったかな?
こちらはそのときの写真ではありませんが、
こんな感じで包装できたと思います...!笑
今回は包装紙包みまででしたが、
この後販売の際はその上から透明の袋でお包みしてお渡しします。
お1つずつ人の手でおつくりする当店の「千石松」。
大奥さまの手際はまさに職人技!
そこで生まれた大奥さまとのコミュニケーションは、
普段との会話と少し違って何か、心地よいものがありました。
厳しい師弟関係とまではいきませんが、大奥さまをも唸らせる仕上がりにしたい!
と思いました。笑
大昔の師匠と弟子は、このリアルなコミュニケーション間で紡がれた
技術と精神の継承なのかな、と感じたお手伝いでした。
まだ食べたことない、という方も是非一度ご賞味ください〜〜^^
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一心堂老舗
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