秋の上生菓子、出ました。
こんにちは。
だんだんと秋になり、金木犀が香るようになりました♪
ふいに感じるこの香り、スタッフYのお気に入りです^ ^
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さてさて、一心堂では秋の上生菓子ができました!
和菓子はそのかたちから季節感を感じることのできる菓子です。
目で見て食べてみて楽しめる一品たちです。
ぜひ一度ご賞味くださいませ~!
![97AF3B0E-E31F-401A-8DE8-80C7B38C3877 97AF3B0E-E31F-401A-8DE8-80C7B38C3877](https://isshindo-uto.com/wp-content/uploads/2022/10/97AF3B0E-E31F-401A-8DE8-80C7B38C3877-600x337.jpeg)
<秋の生菓子 豆知識>
![96CBB469-E456-4E78-8E39-E2941704D105 「寒牡丹(かんぼたん)」](https://isshindo-uto.com/wp-content/uploads/2022/10/96CBB469-E456-4E78-8E39-E2941704D105-600x600.jpeg)
【寒牡丹(かんぼたん)とは?】
...寒牡丹とは、春と秋~冬の年2回花を咲かせる牡丹のことです。
一般的に牡丹と言われるものは春に花を咲かせる「春牡丹」のことを指します。
それに対し寒牡丹は気温の下がった秋~冬にも咲きますが、その開花には技術を要します。
なかなか簡単には咲かない寒牡丹を観る機会はとても貴重で、故に秋にこの花を観かけることはとても喜ばしいことだったのでしょう。
ちなみに冬に花を咲かせる「冬牡丹」もありますが、こちらは春牡丹を温室で育て、冬に開花時期をずらしたものです。
![EC35D43B-DA6F-46D3-BE7E-5BB640C9E57D 「着せ錦(きせわた)」](https://isshindo-uto.com/wp-content/uploads/2022/10/EC35D43B-DA6F-46D3-BE7E-5BB640C9E57D-600x600.png)
【着せ錦(きせわた)とは?】
...「着せ錦」とは平安時代の宮中で行われていた行事のことです。
旧暦には5つの節句があり(人日、上巳、端午、七夕、重陽)、その中で旧暦の9月9日「重陽の節句」で行われたのが「着せ錦」です。
旧暦9月9日の前日8日の夜に、邪気を払うと言われる菊の花を真綿(まわた)で被せて菊の香りをうつします。
翌日9日の朝に露の湿った真綿で顔を拭き、若さと健康を保とうとしました。そのため「着せ綿」は別名「菊の着せ綿」とも言います。
この菓子は菊の花に綿を被せた様子をあらわしています。
和菓子は歴史を紡ぐ遺産でもあるな、と趣深い気持ちになります(*^_^*)
<上生菓子のご購入について>
- 今回作成分の秋の上生菓子は、無くなり次第終了となります。お買い求めの際はお手数ですが、ご来店前にお電話いただきますと確実です。
- 上生菓子は材料の準備~作成までお時間をいただきます。そのため常時店頭にはない場合がございます。大変お手数ですが、ご入り用の際はお店までお問い合わせいただきますと幸いです。
- 上生菓子のご予約について:上生菓子の作成の際は、材料の準備~作成までお時間を頂きます。ご入り用の際は一度ご相談ください。